お試し 行政不服審査請求

   

店主の名字 と 屋号 しか分かっていない飲食店経営者にお金を貸した人からの相談があり、

飲食店経営者が 何処の誰兵衛であるのかを特定するために、食品営業者台帳に記載されているであろう飲食店経営者の氏名と住所を調べるため 名古屋市に対して情報公開請求をしました。

名古屋市内の飲食店については名古屋市に請求しないといけないのですが、うっかり愛知県の方にファクシミリを送ってしまい、愛知県の情報センターの方から指摘をもらい、名古屋市の方に出し直すというハプニングが今回はあり、愛知県と名古屋市の違いを強く意識することになりました。

名古屋市への情報公開請求は、指導にしたがって、愛知県の場合とは多少異なり、「営業所の所在地を『名古屋市〇区〇〇町1番〇〇』、営業者の屋号を『〇〇〇〇〇』とした持ち帰り寿司店に係る、申請日現在における食品営業者台帳  記  営業者の氏名及び営業者の住所」という内容で、4月17日に行政文書公開請求書をファクシミリで名古屋市の市民情報センターに送りました。

4月28日朝、市民情報センターから開示可能との電話を貰ったので、時間を見つけて、名古屋市西庁舎に出向き、文書の写しをもらいました。

下の「営業施設一覧」がその写しですが、営業者の住所が黒塗りで不開示というものでした。

愛知県の場合ですと、飲食店の営業者の氏名だけでなく、住所も開示しています(下の、愛知県の方の「行政文書開示決定通知書」と「食品営業台帳一覧表」の画像参照)。。

行政文書開示決定通知書(愛知県)

食品営業台帳一覧表

 

愛知県も、名古屋市も、食品衛生法に基づいて飲食店などの営業許可を出した者のデータを開示しているのに情報公開する範囲に違いがあるなんて変ですし、おかしいと思いました。

 

「いつかは行政不服審査請求をやってやろうと」と虎視眈々と狙っていたのですが、今回、行政不服審査請求をすることになろうなどとは予想していませんでした。

「愛知県では良くて、名古屋市では駄目」だなんて、どう考えてもおかしな結論な訳で、別に申立てのハードルも高くなさそうなので、一丁やってみることにしました。

 

提出予定の審査請求書は下のものですが、どんな結論となるでしょうね。

審査請求書

 

横浜市のホームページでは、情報非公開決定に対しての行政不服審査請求書の書き方のひな型を載せてくれているので 大変、参考になりました(名古屋のはダメダメです)。

 

 - 当事者, 全般