

損害賠償金の回収
早期に課題を把握し、それに対しての事前の準備として一手間掛けることが、無駄な費用支出と時間の浪費を防ぐことになり、回収の実益も上がることになります。
早期に課題を把握し、それに対しての事前の準備として一手間掛けることが、無駄な費用支出と時間の浪費を防ぐことになり、回収の実益も上がることになります。
針金で車や門扉を傷付けられたAさんから、車や門扉を傷付けた近所に住むBに修理代を支払わせたといの依頼を受けました。AさんはBに修理代を支払ってくれるよう言っても、全く相手にしないと言うことです。Aさんから受任後、Bに損害賠償金を支払うよう求める督促状を書留郵便で送っても返ってきてしまいます。同文の督促状を、特定記録郵便で、念を入れてBに送るのですが、そちらの特定記録郵便の方はBの家に配達されているので、Bは無視を決め込むつもりであると判断することができます。
そんなBを相手として損害賠償金の回収をするわけなので、勝訴判決を取得して、Bの所有不動産に強制執行をして回収を図るしかありません。難点は、裁判所から訴状がBに郵送されても受け取らないため、執行官に送達してもらわないといけない可能性が大きいため、無駄な時間と費用が掛かることになりそうなことです。
覚悟を決めて、Bへの訴訟提起の準備を始めたところ、Aさんから「Bは週3回働きに出ているようだ」との情報が入りました。Bの勤務先が分かれば、Bの自宅に訴状を送達できなくても、勤務先に郵送してもらえば足ります。執行官送達も不要となり、時間も費用も短縮できることになります。Aさんに、Bの跡を付けて勤務先を見つけてくれるようお願いしました。