売掛金の回収を諦めてしまっていませんか

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田中智之
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解決事例

事例2

学習塾の
未払授業料の回収

少額債権の回収は、効率よい手順で進めることが必要です。そうでないと費用支出の結果、回収の実益がないことになってしまいかねません。回収の目的を明確にするとともに、強いコスト意識を持って進めることが必要です。

依頼内容滞納した授業料12万円の回収

授業料を滞納したまま退塾した生徒の授業料12万円の回収を依頼されました。生徒の親は分割返済の約束をしていたのですが、約束を守ってくれず、居留守を使うため連絡を付けることもできないということだそうで、示しがつかないため依頼するこということでした。学習塾からは、過酷な取立てをしたなどと、悪い風評が立たないように、慎重かつ穏便に事を進めてもらいたいとの注文が特にあったため、いつも以上に回収を慎重に進めることとなりました。

プロセス未払授業料の自主的な返済を促す

生徒の親の自発的な返済を期待して、最初に、都合三回、弁護士名で督促状を送ったのですが返事が全くありません。そのため簡易裁判所へ民事訴訟を提起することになりましたが、裁判所から訴状が届いても、生徒の親からは連絡は無いばかりか、裁判所の期日にも出てきませんでした。次は強制執行ですが、再々度、預金や給与を差押えることになると警告をしてもやはり無視。

結果給与を差押えて12万円全額を回収

仕方なく、まずは預金の債権差押を申立てをしましたが、差押えることができた預金は5千円ほどだったため申立てを取下げ、給与の差押えをしました。 二回目の給与の差押では、生徒の親から「全額の支払うので差押えを取下げてもらいたい」との連絡が電話で初めてありました。今度は約束どおり支払いがあり、債権全額を回収して回収を終えることができました。 慎重に回収を進めたこともあったのでしょうが、受任から7ヶ月を要することになりました。また、回収までに(弁護士費用は除いて)実費として約3万円を支出していましたが、回収できなければその費用分は持ち出しとなるところでした。

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