郵便局職員の給料の差押え

   

郵便局職員の給料の差押えをしました。

郵便貯金の差押えなら経験済みですが、郵便局職員の給料の差押えは初めてです。

第三債務者は 日本郵便株式会社でよいとして、差押債権目録には、給与差押えの際、

債務者(〇〇〇〇〇郵便局勤務)が、第三債務者から支給される本命令送達日以降支払期の到達する…

と書けばいいいいのでしょうか ?

日本郵便の企業情報 を見てみると、全国に 24,421 もの郵便局があると書かれています。霞が関の本社に「債務者(〇〇〇〇〇郵便局勤務)」と書いた債権差押命令が届いたとして、ちゃんと処理していただけるものなのでしょうか。不安になりました。分からないときは聞いてみるのが一番です。

フリーコールならタダなので、まずはフリーコールに電話してみました。でも、「ここでは回答できないので、日本郵政グループの代表番号に電話して尋ねてみてください」との返事でした。

仕方がなく通話料が有料の、日本郵政グループ代表番号(TEL 03-3504-4411)に電話を掛け、交換台の人に用向きを伝えました。同じ問い合わせが よくあるのでしょう、交換台の人は手際よく、電話を、人事部給与・厚生事務センターに回してくれました。電話口に出たセンターの人に、本社に「債務者(〇〇〇〇〇郵便局)」と書いた債権差押命令を送っても、対応していただけますかと確認してみたところ「それで結構です」とのきっぱりとした返事でした。

そんな 日本郵便㈱の第三者陳述書が 届きました。

金額は微々たるもので、赫々たる戦果を挙げることはできませんでした。でも、空振りではなくてよかった。

 

 

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